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フランスベッド株式会社 絨毯企画推進 岩田達明氏インタビュー
 
フランスベット株式会社 絨毯企画推進 岩田達明フランスベッド株式会社東京営業部でペルシャ絨毯、手織りの絨毯全般を企画、推進されている岩田達明氏に、インタビューを行わせて頂きました。
さまざまな角度からペルシャ絨毯・手織り絨毯の魅力について質問させていただきましたので、これから絨毯をお選びになられる方にとても参考になる内容になっております。
 
 ペルシャ絨毯の始まりについて
 ペルシャ絨毯の魅力について
 ペルシャ絨毯と日本家屋
 手織り絨毯の織り方の特徴
 絨毯が出来るまでと出来てから・・・
 
 イランでの買付け秘話と人気工房
 おすすめのコーディネート
 人気のペルシャ絨毯は?
 絨毯のお手入れ方法
 読者へ一言
人気のペルシャ絨毯は?
鈴木:「タペストリーについて詳しく教えていただけますか。」

岩田氏:「はい。普通、ペルシャ絨毯は、上下と左右はだいたいが対象ですよね。ところが、タペストリーとして作る場合は、一方通行の柄ということで上下や左右がある柄が多いんですよ。特に言われますのは、生命の樹文様ということで、これが一方柄なのです。先程もお話ししましたが、イランは砂漠地帯で水が無いことので、水が必ず下にあり、そこから樹が伸びているという柄があります。樹というのは、人間を表わしていまして、繁栄を意味していますので、そういうものをタペストリーにされる方は多いですね。また、イスラム教の教会の入り口というのは、必ず円柱型になっていて、天国へ続く門という意味があるようです。そういうものを柄や模様にしてタペストリーとしてお部屋に掛ける場合もありますね。それを掛けることで、このお部屋は天国へ続くお部屋という意味になります。また、狩猟文様もありまして、王侯貴族が狩りをする文様です。それは、ヨーロッパの方では魔よけの意味を兼ねていまして、狩りをしている人達がその家を守るという意味があると言われています。しかし、そういうものは、大体がヨーロッパに出荷されてしまい、日本にはあんまり入ってこないんです。我々が買い付けに行きますと結構ありまして、見ることができるのですが、すぐに無くなってしまいます。タペストリーは、上下左右が非対称のものでも、逆に吊るせば濃くなったり明るくなったりしますので、それを楽しんで頂く事もできますよね。お使いになる方の工夫で楽しんでいただければと思います。」

鈴木:「最高級品のペルシャ絨毯、1億円以上の価格がついたペルシャ絨毯があると聞いたのですが、どんな絨毯なのでしょうか。」

岩田氏:「ペルシャ絨毯は、ウールの絨毯が基本となります。シルクは歴史がまだ100年位しか経っておりません。実際には、シルクは擦り切れてしまう場合もあるのですが、ウールは踏めば踏むほど色合いや光沢が必ず出てきます。ですから、実際に高値がついている絨毯は、必ずウールで100年位使い古して、色が良くなってきたものが価値がどんどん上がります。あるいは、柄が大変珍しいものということもあります。シルクでそういうものというのは、今のところはありません。ヨーロッパやアメリカでサザビーズというオークション会社がございますよね。そこでは、よく絨毯の先程お話ししたようなものがよく売買されています。新品のものでは、現在、そこまでの値段がつくものは無いですね。」

鈴木:「シルク素材の絨毯は高級品というイメージがありましたので、その位の価値の出るものはシルクで緻密な柄のものかと思っていました。そのような深みの出たウールの絨毯を見てみたいですね。今とても人気のあるギャッベのお話を詳しく伺いたいのですが。」

岩田氏:「一番始めにできた絨毯は、実はギャッベだと言われているんです。ギャッベは今、若い方にとても人気があるのですが、この名前は、むこうの言葉で“毛足が長い”という意味なんです。これは、遊牧民がテントの中でギャッベを地べたに敷いて、その上で生活をするための絨毯で、当然、素材はウールでございます。糸をまかなえるものは、羊しかございませんので、縦糸も横糸のパイルも全てウールになります。染めは、全て草木染めです。遊牧をして生活していますので、化学染料はありません。ですから、周辺にある草などで色をつけています。ギャッベは全体的に染めにムラがあり、均一に染まっていません。それは、羊の毛に油分があって、染まりにくい部分ができてしまうのですが、そのムラにとても風合いがあり、素朴な感じが魅力で、ヨーロッパでとても人気があるのですが、日本でも特に若い方に人気がありまして、お求め頂く機会も多いですね。徐々に日本でも人気が出てきましたので、私も非常に嬉しいんです。ギャッベを若いときにお求め頂き、ペルシャ絨毯というものを味わって頂いて、それからだんだん緻密なものを楽しんでいただければ嬉しいです。また、絨毯は結局一生で使い切ることができませんので、若く早いうちから使っていただいた方がいいんですよ。若い方に早くから使っていただきますと、より楽しめますよね。」

鈴木:「ギャッベは、本当にその色合いが素朴な感じでとても魅力的ですよね。柄もシンプルなものが多いので、比較的どんなお部屋にも合わせやすいですよね。」
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プロに聴く [フランスベッドサイド / FRANCEBED SIDE]
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寺井哲憲 氏インタビュー |
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